遺影を撮ると腹がすわる
遺影写真の撮影に来られるお客様は高齢の方が多いです。
最近はお子さんが電話をくださり、お母様やお父様を連れてくるパターンが多いのですが、実はお子さんご自身も遺影写真を撮影されたら良いのになあと思っています。
「遺影なんてまだ早い」「縁起でもない」と感じるかもしれません。
また、若い方は写真を撮る機会も多く、「ぼくは(わたしは)いいや」と思われている方も多いでしょう。
でも、セットの中でレンズを見つめるひとときを、若い方にこそ体験してもらいたいと願うのです。
「最後の一枚を撮ると腹がすわる」と、おっしゃられたお客様がおられます。
死ぬ気で10年がんばって、生き伸びられたら顔や姿は変わります。そしたらまた、新しい遺影写真を撮りに来てください。